基本

汗管腫(かんかんしゅ)

⚫︎汗管腫とは、汗を出す管(エクリン汗腺)が増殖して隆起した良性腫瘍です。
(いわゆる『イボ』ではありません。)

⚫︎原因(出来る理由)不明のため、残念ながら予防法はありません。
(ストレス、洗顔方法、スキンケア、保湿、化粧品、食べ物も基本的に関係ありません。)

⚫︎老化ではなく(年齢に関係なく)、自然治癒することはありません。
(子供、20代や30代でも発症します。)

⚫︎女性に多く(男性に少なく)、遺伝性ははっきりしていません。
(女性ホルモンや妊娠との関係もはっきりしていません。)

⚫︎表面的には凸の部分しか見えませんが、実際は皮膚深くまで存在しています。

⚫︎通常、かゆみや痛みや赤みなどの症状や感染性(うつること)もなく、見た目の問題になります。
(放置しても問題ありません。)

⚫︎エクリン汗嚢腫、稗粒腫、脂漏性角化症(老人性イボ)、脂腺増殖症と似ていて、見分け方が困難なことがあります。

⚫︎エクリン汗嚢腫と違い、汗をかかなくても(暑くなくても)、常に存在します。
(運動、サウナ、蒸しタオルなどで悪化することはありません。)

⚫︎稗粒腫や白ニキビとは違い、白い内容物が出ることはありません。
(自分で治す(針で潰す)のは無理です。)

⚫︎まぶた(目の下、目の上、目頭、目の周り、目尻、目元)に多いですが、眉間、こめかみ、おでこ(額)、頬、顎、口元、鼻などにも発症します。
顔以外では首、デコルテ、腹部、脇などに発症します。

⚫︎米粒くらい(プツプツ)の大きさで(連なって面状になることも)、肌色〜淡い褐色です。
(顔以外の場合は褐色(茶色)が多いです。)

⚫︎漢字や読み方が難しく、肝管腫、汗腺腫、汗孔腫、汗管癌と間違えやすいようです。
(ちなみに、英語では『sryngoma(シリンゴーマ)』、中国語では『汗管瘤』です。)

⚫︎芸能人や有名人の写真、『ヤフー知恵袋』などの質問サイトで気付く人もいるようです。

汗管腫(かんかんしゅ)

汗管腫(かんかんしゅ)

稗粒腫(はいりゅうしゅ.ひりゅうしゅ.ミリウム)

⚫︎稗粒腫とは、皮膚にできた袋状のものに角質などが溜まった良性腫瘍です。

⚫︎世間では『脂肪の塊』などと言われているようです。
(白ニキビとは違います。)

⚫︎原因不明ですが、外傷やヤケドなどの炎症後にできることがあります。

⚫︎まぶた(目の下)に多いですが、頬、おでこ、こめかみ、眉間、口周りなどにも発症します。

⚫︎米粒くらい(ボツボツ)の大きさで(連なって面状になることも)、白色〜肌色です。

⚫︎白い内容物を針やピンセットで排出(摘出、圧出)するだけでは袋が残っているため、角質がたまって何回も再発を繰り返します。

⚫︎汗管腫と同様の治療(治し方)をしますので、下の『治療』の項目を読んでください。

稗粒腫(はいりゅうしゅ、ひりゅうしゅ)

稗粒腫(はいりゅうしゅ、ひりゅうしゅ

エクリン汗嚢腫(エクリンかんのうしゅ)

⚫︎エクリン汗嚢腫とは、汗を出す管(エクリン汗腺)が袋状(水風船のよう)になった良性腫瘍です。

⚫︎原因不明で、女性に多く、遺伝性ははっきりしていません。

⚫︎汗をかいたとき(暑いとき、入浴後、夏場)に悪化し(増えて)、汗をかかないとき(寒いとき、冬、冷やすと)に目立たなくなります。
(消えずに小さくなるだけのこともあります。)

⚫︎顔中に(広がって)多発することがあります。

⚫︎米粒くらい(ポツポツ)の大きさで、半透明〜肌色です。

⚫︎名前が似ていますが、『エクリン汗孔腫(かんこうしゅ)』は足の裏や手の平に好発する暗赤色の腫瘍です。
『アポクリン汗嚢腫』は中高年のまぶたに多いですが、光沢があって単発性です。
また、『エクリン汗腺腫(かんせんしゅ)』、『エクリン肝囊胞(かんのうほう)』、『エクリン汗管腫(かんかんしゅ)』という疾患は存在しません。

⚫︎汗管腫と同様の治療(治し方)をしますので、下の『治療』の項目を読んでください。

エクリン汗嚢腫(かんのうしゅ)

エクリン汗嚢腫(かんのうしゅ)


⚫︎詳しくは、専門サイト(B-1)の『基本』ページを読んでください。

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当院の治療

⚫︎どの機器を使用するかよりも、その機器の出力設定が重要です。
(たとえ名医でも)通常の設定で治療すると、皮膚(肌)の炎症がかなり強くなり、赤みが長引いたり、やけど跡になるため、汗管腫(稗粒腫、エクリン汗嚢腫)の状態に応じて、機器の出力設定を調整して、炎症を抑えることで仕上がりが違ってきます。
⚫︎皮膚深くまで存在するため、深く治療する必要があります。
浅く治療すると、熱で一時的に縮んで小さくなった(治った)ように見えますが、すぐに戻ってきます。(再発)
⚫︎当院では高周波機器で汗管腫(稗粒腫、エクリン汗嚢腫)をしっかり除去します。(完治)
針を刺すだけのアグネスとは違い、きちんと汗管腫を取り除きますので、その1個については1回で終了します。
(アグネスのように何回もかかりません。)

<炎症を抑えるメリット>
⚫︎大きくても、数が多くても、連なっていても(面状でも)、ひどい場合(重症例や難治例)でも関係ありません。
(ひどい場合の方が治療の効果が分かりやすいです。)
⚫︎その1個については1回で終了します。
(他の治療法のように何回もかかりません。)
⚫︎まつ毛の近く、顔以外(首やデコルテなど、どの部位でも)でも治療を受けられます。
(眼科の経験があるため、目の周りでも大丈夫です。)
(顔以外の場合は治療部位を露出できる服装で受診してください。)
⚫︎アレルギー体質(どんなアレルギーでも)やケロイド体質でも治療を受けられます。
⚫︎赤みや色素沈着など(どんな症状でも)の有無に関係なく、いつでも治療を受けられます。

⚫︎詳しくは、専門サイト(B-1)の『当院の治療』ページを読んでください。

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⚫︎以下の治療法は(ここでは書けませんが)様々な理由により、おすすめできません。
詳しくは、公式ブログ(C)の各ページを読んでください。

公式ブログ(C)へ

⚫︎『アグネス』(モニター、美容皮膚科、韓国、治らない、口コミ、ブログ)、炭酸ガス(co2)レーザー(東京、跡、形成外科)、エルビウムヤグレーザー(大学病院、失敗)、フラクショナルレーザー‬(群馬)、Qスイッチレーザー(茨城)、ピコレーザー(栃木)、針電気凝固法、Queen bee(NEC法)、INNO PLUS(イノプラス)、POTENZAポテンツァ(効かない)、フォトフェイシャル(大阪)、電気メス(関西)、ラジオ波(取り放題)
⚫︎ダーマローラー(ダーマペン)(効果ない)、マイクロニードル(神奈川)、セサルチム(埼玉)、切除手術(切開、くり抜き)、液体窒素(冷凍凝固)、ボトックス(マイクロボトックス)、ケミカルピーリング(千葉)
⚫︎漢方薬(東洋医学、保険適用)のヨクイニン(薏苡仁、ハトムギ)やゴレイサン(五苓散)、塗り薬(クリーム、ローション)のアダパレン(ディフェリンゲル)やヒルドイド軟膏やトレチノイン(レチノイン酸、レチノール)、べピオゲル、リンデロンなどステロイド
⚫︎市販薬(安い)のオロナイン軟膏、イボコロリ、マテルコンプレックス、ティーマインアイコンプレックス、オリーブオイル、ホホバオイル、サプリメント(通販)、クリアポロン、つぶぽろん、艶つや習慣、フィットライン、アイクリーム、美容液、馬油、ひまし油、アロマ、木酢液、塩化アルミニウム、シカクリーム、ハーブ、ゼオスキン、エンビロン、ニベア、ヘパリン、ワセリン、プラセンタ、ロゼックスゲル、ワートモールバニッシュ(最新)、ビタミンC
⚫︎エステサロン、グリーンピール、マッサージ、鍼灸、美容鍼、レーザーペン、美顔器

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治療後の経過(ダウンタイム)

⚫︎治療後は『すり傷』と同じような経過になります。
⚫︎治療した当日は、『生傷(なまきず)』(ウェット)の状態です。
⚫︎絆創膏やテープを貼らなければ、その形に応じたカサブタができます。
⚫︎絆創膏やテープを貼らなくても大丈夫ですが、貼りたい方は(何でも可)貼っても良いです。
(見た目(隠し方)の好みがありますから、好きにして良いです。)
⚫︎基本的に翌日以降からメイクできます。
(カサブタ(ドライな状態)になれば、その上からメイクできて、ファンデーションやコンシーラーで肌色に染めれば、それが絆創膏代わりになります。)
⚫︎カサブタは1週間くらい(早いと3、4日)で取れてきます。
⚫︎紫外線対策は通常通りで大丈夫です。
(夏場でも同様に治療を受けられます。)
⚫︎治療後の診察は必要ありません。
(もちろん、診察を希望の場合は対応しています。)
⚫︎治療を受ける(かもしれない)場合は治療部位を隠しやすいように、マスク、サングラス、眼帯、帽子など(何でも可)を持参してください。
(『下まぶたのみ』の場合はマスクかサングラス、『上まぶた(&下まぶた)』の場合はサングラス、がおすすめです。)
⚫︎治療を受ける場合、治療後の注意事項を解説したプリントを渡しています。
(大切なことは全て書いてありますので、それ以外は自己判断で大丈夫です。)
質問をしても、記憶はあいまいになります。
あいまいな記憶に頼ると、ミスが生じたり、不安になるため、詳しく解説したプリントを作成しています。

⚫︎詳しくは、専門サイト(B-1)の『経過』ページを読んでください。

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料金・症例写真など

⚫︎料金(治療費用など)、症例写真(画像、ビフォーアフター、治った人)、よくある質問(相談)、方針は、専門サイト(B-1)の各ページを読んでください。

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